先日、とある1歳のお子さんを子育て中のママさんから「うちの子ども食べムラがあって…」と相談を受けました。
「食べムラ」と聞くと、つい
「あぁ〜食べムラね…わかるわかる」
と自分の子供の食べむらの時の苦い思い出が脳内再生されるママも多いのではないでしょうか?(^^;
1歳の離乳食の食べムラ・・・考え方の変えてみると?
先日、資料作成などのために久しぶりに
娘の離乳食期の動画を見返していたのですが、
専門的な話ではなく、あくまで私の得た知識と経験からのお話をします。
幼児期健忘(ようじきけんぼう)という言葉をご存知でしょうか?
詳しくはこちらのまとめサイトに説明してあります→リンク先へ飛びます
私は良くも悪くも、
娘に対して乳児の頃から「赤ちゃん扱い」をほとんどしていません。
赤ちゃん扱いをしてない、とはどういうことか?
「赤ちゃんだから」という見方を変えて、「1人の人間としてみる」ということです。
幼児期健忘があるからといっても、一応記憶は残っています。
人によって信じる、信じないもあるかもしれませんが、
私自身も3歳以前の記憶、母親のお腹の中での様子など、
断片的にですが覚えています^^
従兄弟の旦那さんでも、
お母さんのおっぱいを飲んでいるときに乳首を噛んでしまった後、
頭を思いっきり叩かれた記憶がある、と言っていました笑
ほとんどの人が幼児期健忘によって
幼少期の記憶というのはほとんどない人が多いですが、
私や従兄弟の旦那さんのように、覚えている人も稀にいます。
赤ちゃんも、記憶としてはあまり残らなくても、
3歳以前の体験は脳以外の感覚的な部分で感じ取っていて、
「嬉しい」「楽しい」「悲しい」などを心に感じたりしているのではないかと思います。
そしてここからは、「食べムラ」という点のみに絞ってお話ししますね。
まず、「赤ちゃんの食べムラ」というと
*食べさせようとしても口を開けない、食べてもベェ〜と出してしまう
*目の前の食べ物で遊んでしまう、投げる
*食べる時と食べない時の差が激しい
などなど。
せっかく作った離乳食、食べてもらえないとイライラしますし、かなしいですよね!
「なんで食べてくれないんだろう?」と考えた時に、
考え方を「赤ちゃん」ではなく、考え方の視点を広げます。
私の場合は「1人の人間」からさらに広げて、
「地球という星にやってきて、10ヶ月はママのお腹で過ごした後、地上に生まれてまだ6ヶ月くらいの人間」
という設定にします。壮大でしょ?笑^^
ちなみに私はこの設定付けだけで楽しくなってました笑
そう考えると、
「私たちは生まれて20年30年生きてるし、食べる経験もたくさんしてきたけど、この子はまだ生まれて6ヶ月しかたってないし、仕方ないか~」
という心の余裕が少し生まれます。不思議ですね(個人差があります)
あとは、私たち大人でも普段食べムラがないと言い切れるでしょうか?
「なんだか今日はあんまりお腹が空かないな」
「朝ごはん食べ過ぎちゃったから、お昼はコーヒーだけでいいや」
「味付けに失敗した!これは食べられたもんじゃないや…」
どうでしょうか?
毎日とは行かなくても、1週間、1ヶ月という単位で見れば、よくある人もいるのではないでしょうか?
私たちは自分たちで食べる、食べないを自分たちで選択することができますが、
赤ちゃんはまだ言葉も話せませんし、自分で食べることも難しいので、パパやママが食べさせてあげることが多いです。
あと、離乳食を試食するとわかるかと思いますが、
ドロドロしてるし味がほとんどないし、正直「美味しい」と思えないですよね(^^;
(素材の味としては美味しいかもしれませんが)
まだ味付けがほとんどできない時期とはいえ、
赤ちゃんも「美味しい」「美味しくない」ってわかるんです。
何回か食べさせる挑戦をすることはもちろん大切ですが、
それを無理やり完食させようがんばらなくてもいいと思うんです。
大人だって、美味しくない食べ物の完食を強制されたら辛いですよね(^^;
わたしも栄養士さんによく相談しに行きましたが、
成長曲線内に身長、体重がおさまっているようであれば
食べない日があってもあまり気にしなくて良いそうです。
1日だけで考えず、2、3日や一週間単位で総合的に見てあげれば良いそうですよ♪
わたしのやり方で通用するかはわかりませんが、
食べムラ対策の一つとしてぜひ試してみてください!
たとえそれでうまく行かなくても、
「このやり方ではうまくいかなかったな。また別のを試してみよう!」と、
楽に考えて自分や赤ちゃんを責めないでくださいね♪
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阿部あきなです♪
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